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地図編XV 答215~答229

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答229 「ダイマクション地図」です。この地図は、世界地図を20の多面体上に心射方位図法で投影したもので、各大陸の形の歪みが少なく、大陸がほぼつながっており、世界の中心であるという観点が消され、北半球が上などというような概念を持たない文化的に中立な世界地図です。折り曲げると、20面体の地球儀的な形になります。ウルトラセブンに出てくる地球防衛軍の基地の壁にこの地図が掲げられいたそうです。地球を守る観点から、どこの国からも中立であることを表していたものと思われます。ウィキペディアから
 





 
 
 
 
 
答228 滋賀県長浜市余呉町の栃の木峠に水源を発し、大阪湾にそそぎこむ淀川で、上流から、高時川、姉川、琵琶湖、瀬田川、宇治川、淀川と6回名前が変わります。なお淀川水系は支川数も965支川とトップで、2位の信濃川水系の880支川、3位の利根川水系819支川を大きく引き離しています。
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答227 「木更津フィッシュアイ」です。千葉県木更津市の小櫃川(下の地図の北東から南西に流れている川)の河口にあり、東京湾で最も広い干潟である盤州干潟に面した所にある直径160mの浸透実験池です。この池は、かつて新日本製鐵が君津製鉄所の冷却水に利用しようとして掘られたもので、塩分濃度の高さからそのまま放置されている遺構です。2017年4月28日の朝日新聞夕刊にも、この写真と浸透実験池の話が載っていました。
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答226 北海道の大雪山系の中です。最高峰の旭岳(2241m)の北東約3㎞のところの御鉢平カルデラの底部にあり、温泉とともに、有毒の硫化水素の火山ガスが出ています。徒歩道もないので、人が行くことは困難な場所と思われます。
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答225 今後30年以内に強い地震に見舞われる確率を示す「全国地震動予測地図」で2016年1月1日現在です。下の画像は「6弱」の場合の地図ですが、これによると、関東から東海近畿四国及び北海道東部で26%以上の確率として載っています。100%かもしれません。東京47%、札幌0.92%と地域によって大きく違っており、熊本は低いにもかかわらず、4月に震度7が2度も起きましたので、あくまで確率です。前回は2年前の2014年版ですが、変化は±1%以内がほとんどだそうです。なお各局のテレビでも大きく取り上げられていました。地震調査研究推進本部のホームページから
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答224 「ハーモニー」は、鹿児島県南さつま市加世田ハーモニーで、「フィオーレ」は、栃木県さくら市フィオーレ喜連川一丁目から五丁目です。
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答223    大きくても“水たまり”なので地図に載らないと解説していました。ただこの前段で”火山の火口にたまった”とも言っていたので、この部分は違っていましたが、全体としては正しいとして、「お見事」とされていました。この池は、美瑛駅の南東方向十数㎞のところにある砂防堰堤的なもので貯められたところで、私が行った時は、曇っているせいもあり青と灰色が混じった色でした。青い池は、写真愛好家から火が付き、iPhoneやパソコンの壁紙に採用されて世界的にも注目を集めているそうです。真中は番組で出た地図、右が地理院地図で、ともに青い池との注記は入っていませんでしたが、地理院地図は水部がありました。写真は北から南方向を撮っています。なおヤフーの地図(左)もグーグルの地図(右)もともに青い池の注記はありました。
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答222 忠敬等が江戸幕府に提出した測量記録「大日本沿海実測録」を調べたところ、周囲を測った島は1400余り、岬や別の島から遠望した分を合わせると3800もの島を記録しているとのことです。企画展は、忠敬没後200年プレ企画として開かれており、伊豆大島は縮尺1万2千分の1と、大図の3倍の大きさで、三原山火口から海岸に流れ出た溶岩まで書き込まれているそうです。また国後島も展示され、プーチンさんにもご覧いただきたいとも載っていました。伊能忠敬記念館のホームページから
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答221 岩手県花巻市を流れる北上川のほとりに、「イーハトーブの風景地イギリス海岸」と言う史跡名勝記念物の記号の注記で、示されています。ここはイギリスの白亜の海岸に似ていることから、宮沢賢治が名付けたところで、国指定名勝になっています。通常は水量が多くて川底が見えませんが、水量が少ない時は画像のように見えるとのことです。私が東日本大震災の1年前に行った時も、水量が多く単なる川としか見えませんでした。なおイーハトーブとは宮沢賢治が作った造語で、理想郷を意味しています。花巻市の観光のホームページから
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答220 「水星」です。米航空宇宙局(NASA)が、水星全体の標高データを記した地形図を初めて作製したと発表したことが画像入りで載っていました。平均的な表面から約4480メートル突出した山や、約5380メートルも落ち込んだ盆地があり、起伏に富んでいる姿が明らかになったそうです。画像の黄色や茶色のところが標高の高いところです。地形図は、2011年から15年にかけ、水星を周回しながら無人探査機メッセンジャーが撮影した30万枚に上る画像や、レーザー高度計のデータを基に作製したそうです。なお水星は、太陽系の最も内側にある惑星で、直径は4900キロほどで月よりやや大きく、約88日で太陽の周りを1周しています。毎日新聞のホームページから
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答219 「伊能図」の最大の特徴は「針孔」と言っていました。測量時の梵天の位置は、大図で細かな地図が描けるよう海岸線の変化点には必ずあり、「針孔」は、複写を行う時に刺したものですが、地図を詳細に写すためその位置には必ずあけてありました。伊能家のもともとの稼業は「造り酒屋」で、忠敬は事業を拡大し、1774年に349両だった商いを、20年後の1794年には1262両と3倍以上に増やしたと言っていました。なお放映された5月17日は、伊能忠敬の命日でした。画像は伊能忠敬記念館の中で、左が渡辺氏、右が尾上氏です。BS11のホームページから
 
 
 
 
 
 
 
 
答218 鉄道記号の「アプト式」で、白黒の旗竿模様であるJRの鉄道記号の白い部分に点を打った記号です。アプト式は、信越本線の群馬県と長野県の境の碓氷峠に敷かれた歯車を組み合わせて登る鉄道で、急こう配を安全に登るために考案されたものです。明治27年(1994年)の図式に初めて採用されましたが、明治33年(1900年)の図式には無くなっており、この碓氷峠でのみ記載されました。アプト式は昭和38年(1963年)まで存続していましたが機関車等の牽引力が増加したのに伴い廃止され、平成9年(1997年)長野新幹線開通に伴い、この区間の鉄道も廃止され、横川駅から旧熊ノ平信号所までの廃線跡は、「アプトの道」と言う遊歩道となっています。「本の雑誌」の2016年5月号の「今はなき地形図の記号(今尾恵介著)」に載っていました。なお現在アプト式は日本では唯一大井川鉄道井川線にあります。長島ダムが作られた関係で、この間の約90mの高さを1㎞で登るために平成2年(1990年)作られました。地図記号はホームページの「おもしろ地図と測量」から
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答217 フランスの皇帝になったナポレオンです。1793年、イギリス、スペインらの軍隊に占領されていたフランス南部のトゥーロンにおいて、24歳のナポレオンは砲兵将校として、移動式大砲でイギリス艦隊を砲撃し、港から追い出しました。この時、戦う前から、初めて等高線付地図を情報として活用したとのことです。3次元地図は、砲兵だから特に必要だったものと思われます。この戦いは「トゥーロンの戦い」と言い、この功績でナポレオンは砲兵隊司令官となりました。「クイズで学ぶ孫子」(守屋淳、田中靖浩著 日本経済出版社)に出ていました。孫子の「明君賢将が、戦えば必ず敵を破ってはなばなしい成功を収めるのは、相手に先んじて敵情をさぐり出すからである。」と言う言葉の実例として挙げていました下の画像をクリックすると、トゥーロンの位置のグーグルマップが開きます。
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答216 避難生活に役立つ「災害情報マップ」です。この地図は、避難所や炊き出し場所、支援物質の集積地点などを収集して、「グーグルマップ」上に落としていったものです。情報源は各自治体のホームページや報道機関のツイッターなどのほか、SNSで拡散された被災者の生の声を拾ったものです。最初の大地震が発生した2分後、慶応大の学生が友人にメールで呼びかけて始まり、SNSで一気に拡散し、2,000人以上が登録し、このうち約100人がSNS上でやり取りして、一晩で地図が出来上がったとのことです。出来上がったマップは、避難生活に役立つさまざまな情報が一目でわかり、広く役立っている、と報道されていました。朝日新聞デジタルから
 
 
 
 
 
 
答215 サブタイトルで、「断層付近、被害」とあり、地震を起こしたとみられる断層が見つかった場所やその周辺とも一致している、と述べられています。16日に撮影した航空写真を使って18日の夜発表したとのこと、そのスピードに驚きです。朝日新聞デジタルから
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