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番外編XⅩⅨ 答442~答457

答457 宇和島市の北部で、宇和島駅の北北東約10㎞にあり、バスの表示では土居仲でしたが、地理院地図では、三間町土居中とありました。
土居中バス停.PNG
土居中地図.PNG
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答456 伊能忠敬でした。日本地図を作ったとの説明もついていました。さいころを振って出た目の数のバス停だけバスに乗り、降りたバス停から歩いて飲食店を探し、そこで食べてまたサイコロを振って繰り返し、ゴールに向かう旅の番組です。その過程で飲食店を探して下田街道を歩いていた時に、伊能忠敬などの話が出てきました。またゴール近くの特徴ある山は大室山で、約4,000年前の噴火でできた火山で、噴火口は直径300m深さ70ⅿのすり鉢状となっています。なお樹木が生えていないのは、害虫駆除のため毎年山焼きを行うためです。
バスサンド伊能忠敬.PNG
バスサンド大室山起源.PNG
大室山の形.PNG
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答455 地図の総合誌は、一般財団法人日本地図センターから出されている月刊情報誌の「地図中心」です。江川氏は「無類の地図マニア」で、この雑誌に連載し、等高線の魅力を紹介していますとと紹介されていました。地図センターのホームページで調べると、2020年2月号では、”《脳内散歩地図 115》 首都圏の治水を考える その2”を執筆していました。なお「等高線」とは、”同じ高さの地点を結んだ線”との説明文も入っていました。
地図中心に連載.PNG
等高線マニア.PNG
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答454 第16回小学生のぼうさい体験隊マップコンクールでした。コンクールは、日本損害保険協会、日本災害救援ボランティアネットワーク、朝日新聞の主催で、今回は2,541作品の応募があり、過去最高の594団体が参加し、自動16,492人が地図作りに関わったとのことです。画像は、文部科学大臣賞の宇和島市立三浦小の作品で、”地域の実態に合ったマップにするため、「仮マップ」を作り、集落を歩き意見を聞いて回った”とのことです。なお作品名の「防災キッズTOYOURA4」は、小学校のある「豊浦」に由来しているものと思われます。朝日新聞デジタルから
宇和島市立三浦小.jpg
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答453 架空の地図は、城栄国の73都道府県の詳細な地図で、A4用紙を約4万7千枚使って作られており、体育館にはすべては並びきれませんでした。そのスケールの大きさから、審査員は3人とも4番の札を挙げたので、珍百景に登録されました。なおこれでもまだ74%しかできていないとのことでした。
地図の詳細.PNG
ナニコレ珍体育館敷き.PNG
多数決により登録.PNG
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答452 毎週金曜日テレビ東京系での「所さんの 学校では教えてくれない そこんトコロ!」です。2020年2月7日の「地名の由来を大調査」のコーナーで、東京の自由が丘駅と秋葉原駅について放映されていました。自由が丘駅は、当初は「九品仏前」でしたが、よりお寺に近いところに「九品仏」の駅ができたことから、昭和4年自由が丘駅に変更されました。その理由を古地図で調べると、近くに昭和2年に設立された自由が丘学園があり、付近の文化人が強く「自由が丘」の駅名を推したことからでした。そして昭和7年には、地名も自由が丘となりました。また秋葉原駅は、当初は秋葉原貨物取扱駅でしたが、大正14年に旅客駅になりました。古地図で調べると、この付近は火事が多かったため、明治3年防火の空き地が設置され、それを防火の意味の秋葉ノ原といいました。そこには鎮火を納める神社があり、当初は鎮火神社といったがのちに秋葉神社に変更され、その場所に駅ができたことから秋葉原の駅名となったとのことです。これらの説明には、多くの古地図が使われていました。
所さんの学校では教えないところ.PNG
自由が丘学園.PNG
秋葉神社地図.PNG
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答451 「キラキラ地名の解明が面白い」でした。キラキラ地名としては、富山県小矢部市の「メルヘンランド」、神奈川県横須賀市の「ハイランド」、滋賀県湖南市の「サイドタウン」、石川県輪島市の「マリンタウン」などが取り上げられていました。角川書店から出版されています。
椎名誠書評.PNG
地名崩壊本.jpg
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答450 株式会社パスコですが、新聞には「測量会社パスコ」と載っていました。パスコは警備大手セコム傘下の航空測量最大手とあり、パスコからは商用衛星の画像データを納入しており、不正アクセスは18年5月に検知したとのことです。なおパスコのホームページには、2月6日付で情報流出の被害は確認されていない旨の(おしらせ)【画像は一部】があり、「防御機能や体制を拡充し、再発防止に取り組む」ともありました。
パスコ不正アクセス一部.PNG
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答449 平均正解率は15%でした。意外と知られていないことがわかりました。番組で回答したカズレーザーも、針葉樹でも電波塔でもないことから裁判所としたと言っていました。また裁判所の地図記号は、江戸時代の裁判の内容などを伝えるための立て札がモチーフだとの説明がありました。
裁判所地図記号正解率.PNG
立て札.PNG
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答448 『「水準原点」が存在する』とのタイトルで、国会議事堂近くにある「水準原点」が説明されていました。出だしは、”うむ、そういうものがあるのかと、その名を聞いた多くの人が妙に感心したのではないか。「水準原点」のことです。そういうものが東京のど真ん中にあって、・・・”で、水準原点の目的から、佐竹七次郎氏の設計による日本水準原点標庫まで、詳しく書かれていました。
水準原点が存在する.PNG
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答447 問題は、”17年前の2002年に国土地理院では2つの地図記号が誕生しました。一つは「博物館」「美術館」などですが、もう一つは何でしょうか?”で、地図記号が示されていました。回答者の平成ノブシコブシの吉村崇氏は、図書館と答えられていました。
ミラクル9地理院問題.PNG
ミラクル9地図記号答.PNG
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答446 第1問はワシントンハイツというアメリカ軍の家族宿舎でした。1964年の東京オリンピックの前に返還され、選手宿舎のほかオリンピックの競技に使われた代々木体育館などが建設されました。その後宿舎は壊され、代々木公園やNHKの建物が建設されました。第2問はゴルフ場でした。日本で初めて作られたゴルフ場でした。日本列島の立体地図は、国土地理院発行の20万分の1の地勢図をベースにして作成されており、約18mの長さです。右端に人の姿が映っていますので、この大きさが推定できます。なおこのほか、中二の女生徒が伊能忠敬の測量方法で、大阪府堺市にある大山古墳の周りを測量して地図を作ったことも放映されていました。
問1答.PNG
問2答.PNG
立体地図.PNG
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答445 問題として出された特殊な地図は鳥瞰図です。博識で、クイズ番組によく出ている伊集院氏はすぐ正解を答えていました。また「ぶよう堂」は明治30年に創業し、日本で最も古い地図専門店だそうです。
鳥瞰図答.PNG
明治30年創業.PNG
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答444 最も標高の高いところは、岩手県北部の一戸町の十三本木峠の標高458mです。トンネルは、東京方向から、一戸町にある小繋トンネル(145m)、笹目子トンネル(611m)、青森市にある善知鳥トンネル(112m)、久栗坂トンネル(585m)の全線で4カ所しかありません。すなわち全区間で1.453㎞しかなく、836.7㎞のうちの0.17%しかありません。山国日本にしては意外と少ないことがわかりました。
十三本木峠地図.PNG
善知鳥トンネル.PNG
一戸町トンネル1.PNG
久栗坂トンネル.PNG
一戸町トンネル2.PNG
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答443 全国測量の高さの基準となった「水準原点」でした。ここで問題にするくらいですから、もちろんトップに書かれていました。読売新聞では、水準原点に写真のほか、神奈川県庁の写真も載っていました。また”水準原点は、国が1891年(明治24年)、東京湾の平均海面を基準に現国会議事堂に隣接する庭に設置。花こう岩の台石にはめ込んだ水晶版で示す原点を、ローマ帝国の神殿をイメージした石造建築物で保護している。”とも記載されていました。
読売水準原点.PNG
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答442 地図を更新する場合、市町村に飛地ができたり、公園の緑などで市町村が分断されることがあり、その場合同じ市町村を同じ色で塗ると、周辺の色を変える必要があり、4色で塗り分けられない場合もあります。また塗分けられても、データ化されているので、全国の市町村の色に波及してきます。そこで地図会社ではその図面内で処理できるよう、飛地のある市町村に新しい1色を使うなどしているそうです。なおNHKなので会社名は放映されていませんが、映像から昭文社であることが推定されました。
飛地の色.PNG
飛地と4色.PNG
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